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Posted by ねこちゃん on 2003/10/16 23:00:02: In Reply to: 電話恐怖症 Posted by Freedom on 2003/10/15 23:27:30:
倒れてはいけないと慎重になればなるほど緊張して、何度も倒れました。 そして、手足に擦り傷も作りました。 上手くいくことではなく、いかないことに意識が向いていました。 「倒れてはいけない」という気持ちが倒れたときの状態を想起させました。 そうなって欲しくないのにそうなるのです。 今、考えると簡単なことなのに不思議ですね。 心理学では、それを逆行の心理と呼ぶそうです。 失敗してはいけないと思うと余計に失敗してしまうこともあります。 意識が失敗に向けられていると想起されることで過去の経験の場面が暗示になり同じ事を誘発してしまいます。 期待した事と逆の事が起こるのです。 これが逆行の心理です。 起こってはいけない事に注意を払うことでそれは起こります。 意識し過ぎ、自分を追い詰めないようにしましょう。 自転車と同じで諦めず何度も練習していると上手くいくようになります。 基本トークの練習をたくさんしてください。 退屈な練習が改善をもたらすでしょう。 「退屈な」がキーワードです。 こんな話があります。 アメリカの天才心理学者ミルトン・エリクソンは卓越した洞察力で神業のような心理療法を行いました。 不眠症に悩む男性が彼を訪れた。 いろいろ聴くと本人も努力しているがなかなか寝つけない。 そこで一日中起きているのなら、仕事以外の時間を有効に使った方がいい。 ミルトン・エリクソンは男に次のような指示をした。 「普通の人が就寝につく時間から朝起きる時間帯まで自分の家の床を磨きなさい。仕事に行く時間がきたらやめなさい。」 真面目な男はそれを毎日続けた。 ピカピカの床を見たらそれ以上続けることの意味を見い出すことがバカバカしくなった。 心の中では「なんで、こんなことをさせるのだろうか?」 疑問しか浮かばない。 でも真面目な男は先生との約束をやぶりたくはなかった。 しかし、ちょっとぐらいなら休んでもいいだろうとまぶたを閉じた。 彼はそのまま朝まで寝続けた。 バカバカしい現実から逃避するために男の無意識は睡眠を引き起こしたのだ。 不眠症の男は、眠ろうとする努力無しに、眠りについたのだ。 人間の身体は退屈なことをしたがらない。 退屈から逃避したいために、無意識は問題を自ら改善してしまった。 あなたにこのような出来事が起らないとしても、練習は決して無駄にはならないでしょう。
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